寝たきり・認知症にならずに、できるだけ自立した生活を長く維持するために注目されているのが「健康寿命」です。
年齢を重ねると、ただ長生きするだけではなく、いかに元気に過ごせるかが大切になってきます。
健康寿命をのばすには、特別なことをする必要はなく、実は毎日の生活の中で少しずつ意識を変えることが大切です。
そこで、この記事では、健康寿命をのばすための3つの生活習慣を紹介します。
今日から実践できることばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。
みんなで健康寿命を高めましょう!

健康寿命が全国平均より10歳も長い町・大阪府太子町から、健康的な日常生活を続けるためのヒントをお届けしています。
健康寿命とは?平均寿命との違いとその重要性
健康寿命とは、病気や障害がなく、介護を受けずに日常生活を自立して送れる期間のことです。
これに対して平均寿命は、亡くなるまでの年齢の平均を示しています。
実は日本では平均寿命が世界的に高い一方で、健康寿命との間には大きな差があり、男性で約9年、女性では約12年、介護や支援が必要な期間があるというのが現状です。
そのなかでも、寝たきり・認知症を防ぐことがなによりも大切になります。
習慣1.認知症予防に脳を活性化する食事習慣
健康寿命をのばすうえで、特に認知症の予防は大切です。
実は脳にとって必要な栄養素をしっかり摂ることで、認知機能の低下をゆるやかにする可能性があります。
例えばオメガ3脂肪酸を多く含む青魚や、ビタミンB群が豊富な緑黄色野菜、抗酸化作用のあるナッツ類などは、脳の健康を支える栄養源です。
また、加工食品や糖質の過剰摂取を避け、「まごわやさしい」を合言葉にしたバランスの良い食事を心がけることが、認知症のリスクを下げるとされています。
習慣2.「貯筋」で寝たきり予防!日常に取り入れる筋力トレーニング
次に、筋力の低下は、健康寿命を縮める大きな要因となります。特に高齢になると転倒や骨折が増え、そこから寝たきりになるケースが多いです。
その予防として注目されているのが「貯筋」という考え方です。
特別な運動をしなくても、階段を使う、一駅分歩く、自宅でスクワットをするなど、日常に運動を取り入れるだけでも効果があります。
筋肉は年齢を問わず鍛えることができるため、今からでも遅くはありません。継続することで、健康寿命をのばす力となるでしょう。
習慣3.「今日用・今日行く」で社会参加!孤立を防ぐ生活習慣
社会とのつながりを持ち続けることは、健康寿命をのばすうえで非常に重要です。
自宅にこもる生活が続くと、気づかないうちに心も体も弱ってしまいます。
そこで注目されているのが「今日用・今日行く」という生活習慣です。毎日何かしらの用事をつくり、外に出かける予定を持つことが、孤立を防ぎ、健康への好循環を生み出します。
例えば地域のボランティア活動や趣味のサークル、図書館や公民館など、毎日意識して予定をいれてみましょう。
まとめ:今日から始める健康寿命を延ばす生活習慣
寝たきり・認知症を防ぎ、健康寿命をのばすためには、特別なことよりも日々の積み重ねが大切です。
「食事で認知症を予防し、運動で体力を保ち、社会との関わりを意識して過ごす」
この3つの柱を軸に、自分の生活を少しずつ整えていくことが、自立した生活を長く続けるための近道となります。
今日から無理なく始められることを一つ選び、実行してみましょう。
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