60代は、年齢とともに体力の低下や生活習慣病のリスクが気になり始める世代です。
しかし、健康に暮らしていきたいと思いつつも、何をすれば良いのか迷う方は少なくありません。
そこで本記事では「食事」「運動」「社会とのつながり」の3つを柱に、60代から始める健康維持のヒントをご紹介していきます。
気負わず取り組める習慣ばかりですので、ぜひ参考になさってください。
みんなで健康寿命を高めましょう!

健康寿命が全国平均より10歳も長い町・大阪府太子町から、健康的な日常生活を続けるためのヒントをお届けしています。
【食事の習慣】60代におすすめ「まごわやさしい」とは?
バランスのとれた食生活は、60代健康習慣のなかでも特に土台となる部分です。
中でも注目されているのが、日本の伝統的な食材を活かした「まごわやさしい」という考え方です。
「まごわやさしい」の基本と効果
「まごわやさしい」は、豆・ごま・わかめ・野菜・魚・しいたけ・いも類の7つを指します。
実はこれらの食材を日常的に摂取することで、たんぱく質や食物繊維、ミネラルをバランスよく補うことができます。
たとえば豆類には筋肉の維持に必要な植物性たんぱく質が豊富に含まれていますし、魚には脳の働きを助けるDHAが含まれています。
また、野菜や海藻には整腸作用が期待でき、生活習慣病の予防にもつながるでしょう。
【運動の習慣】貯筋で健康寿命を延ばす方法
次に、60代健康習慣の中で重要なのが「貯筋」という考え方で、年齢とともに減っていく筋肉を意識的に維持することが求められます。
実は特別な器具やジムがなくても始められる方法がたくさんあるため、自分に合ったペースで始めることで、体も心も軽やかに整っていくでしょう。
自宅でできる!60代向け簡単筋トレ
まず、椅子を使った運動は、60代健康習慣として無理なく継続できる筋トレ方法です。
たとえば椅子に座ったままで行える「足の上げ下げ運動」は、太ももや膝まわりの筋肉を鍛えるのに役立ちます。
また、椅子の背を支えにして行う「かかとの上げ下げ」も、ふくらはぎを鍛える効果があります。
ウォーキングのコツと継続の秘訣
ウォーキングは手軽でありながら全身を使う有酸素運動として、多くのメリットがあります。
歩幅を少し広げ、腕をしっかり振ることで効果が高まり、筋肉にも刺激を与えることができます。
また、ウォーキングに慣れてきたらノルディックウォークに挑戦してもよいでしょう。
【社会とのつながり】「今日行く」習慣で心の健康も
実は60代になって外に出かけるきっかけが少なくなると、孤立感や不安を感じやすくなることがあります。
そのため60代健康習慣としておすすめなのが、「今日行く場所」をあらかじめ作っておくという習慣です。
地域活動・サークルで人とつながる
例えば自治体が運営する体操教室や、図書館で行われる読書会、地域サークルなどに参加してみましょう。
また、趣味を通じて人と出会う機会をつくることは、孤立を防ぎながら生活に彩りを添えてくれます。
60代健康習慣として、定期的に通える場所をひとつ持つことは大きな安心にもつながるでしょう。
まとめ:60代のシニア世代が無理なくできる健康習慣とは
60代からの健康習慣は、決して遅すぎるスタートではありません。
体と心の両面から「食事」「運動」「社会とのつながり」を整えることで、自分らしい日々を築くことができます。
まずは続けることを意識し、自分の生活に合った形で取り入れていくことが何より大切です。
ぜひ身近な活動をさがしてみましょう。
健康寿命ポータルでは、超高齢化社会を元気に生き抜くための情報をたくさん発信しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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