シミは多くの人が悩む肌トラブルです。

しかも、年々数が増えたり濃くなるなど、お困りの方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、シミに効く食べ物と、シミの原因になる食べ物をそれぞれまとめました。

しっかり摂りたい栄養素や避けるべき食材を知って、シミケアを実践していきましょう。

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1. シミを改善する食べ物
1.1. ビタミンC
1.2. ビタミンA
1.3. ビタミンE
1.4. トマトのリコピン
1.5. ポリフェノール
. シミを引き起こす食べ物
1.6. 糖質が多いもの
1.7. 脂っこいもの
2. シミ対策には栄養をとることが大切！

シミを改善する食べ物

まずは、シミを改善する食べ物についてみていきましょう。

ビタミンC

実は、ビタミンCは「美肌の万能成分」のひとつです。

具体的にビタミンCは、メラニンの生成を抑え、濃くなったメラニンを薄くしてくれます。

例えば、キウイ、いちご、レモン、ブロッコリー、パプリカなどにビタミンCは多く含まれています。

なお、ビタミンCは熱に弱いため、生野菜や果物で摂取するのがおすすめです。

ビタミンA

また、ビタミンAは、肌の酸化ストレスの原因になる活性酸素の働きを抑える栄養素です。

例えば、にんじん、かぼちゃ、ほうれん草などの緑黄色野菜に多く含まれています。

なお、ビタミンAは油と一緒に摂ることで吸収率が上がるため炒め物などがおすすめです。

ビタミンE

実はビタミンEは「若返りのビタミン」と呼ばれており、肌のターンオーバーを正常化する働きがあります。

例えばナッツ類、オリーブオイル、ウナギなどに含まれています。

トマトのリコピン

トマトに含まれるリコピンは、メラニンを生成する酵素「チロシナーゼ」の働きを抑制する効果があります。

リコピンはトマトが有名ですが、その他にも例えばスイカやグレープフルーツ、柿などに含まれています。

加熱により吸収率が上がるため、生で食べるよりもスープなどにして利用しましょう。

ポリフェノール

抗酸化作用が強いポリフェノールは、肌の酸化ストレスを軽減し、シミを予防してくれます。

例えば、ぶどうや赤ワイン、高カカオチョコレートなどに含まれています。

近年では特に、アンチエイジングに効く栄養素として、長寿遺伝子を活性化するポリフェノール「レスベラトロール」に注目が集まっています。

シミを引き起こす食べ物

それでは次に、シミの原因になる食べ物を具体的にみていきましょう。

糖質が多いもの

実は体内に多く糖質が蓄積されると、「AGEs」という老化物質が生成されます。

すると、肌の細胞が糖化し、

ターンオーバーの悪化
メラニン色素の排出ができなくなる

など、肌年齢が老化してシミが増える原因になるのです。

糖質の多い食べ物は、例えばファストフードやインスタント、炭酸、お菓子などです。

脂っこいもの

油分の多い食べ物は体内の活性酸素を増やし、細胞を老化させます。

揚げ物やスナックなど、脂っこいものを控えるようにしましょう。

シミ対策には栄養をとることが大切！

シミを改善するには、毎日の食事でビタミンやポリフェノールなどをきちんと摂取することが大切です。

もし食事をすぐに改善することが難しい場合は、マルチビタミンやポリフェノール、NMNなどのサプリメントを試してみましょう。

健康寿命ポータルでは、シミやシワなどを改善するポイントについて情報を発信しています。

そのほかにも、シミを減らすための「酸化ストレスに効く食事とは？抗酸化力の強い栄養素の選び方」の記事なども参考になさってください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

投稿者プロフィール

野上和香子 (Wakako Nogami)

シミに効く食べ物・避けたい食べ物とは？