インナードライ肌の化粧水を選ぶとき、どのようなポイントを見ればよいのでしょうか。

実は外側は脂っぽく見えるのに、内側は乾燥しているというこのインナードライ状態は、自分では気づきにくく、誤ったスキンケアをしてしまうことも少なくありません

そこで本記事では、インナードライ肌の特徴や原因、見分け方から、最適な化粧水の選び方、そして正しいスキンケア方法までを網羅的にご紹介します。

肌のコンディションを整えたいと考えている方にとって、今日から実践できる内容を丁寧にお届けしていきますので、ぜひ参考になさってください!

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インナードライ肌とは?その特徴と原因

インナードライ肌とは、肌の表面は皮脂で潤っているように見えるのに、内側は乾燥しているという状態を指します。

また、この肌タイプは、特にTゾーンがテカりやすい一方で、頬や口元がカサつくといった不均一な水分バランスが特徴です。

原因としては、

  • スキンケアのやりすぎ
  • 間違った洗顔方法
  • 生活リズムの乱れ
  • ストレス
  • エアコンなどの乾燥した環境
  • 加齢による皮脂と水分のバランスが崩れ

などが挙げられます。

肌の調子が安定しないと感じている方は、自分の肌がインナードライ肌に当てはまる可能性を考えてみると良いでしょう。

インナードライ肌の見分け方

まず、インナードライ肌を見分けるには、皮脂と水分のバランスに注目することが大切です。

例えば朝に洗顔したあと、昼頃にはTゾーンがテカっているのに、頬や目元がつっぱって感じる場合は、インナードライ肌の可能性があります。

また、洗顔後すぐに肌が乾燥してつっぱる感覚があり、なのに時間が経つと皮脂が浮いてくるような状態も当てはまるでしょう。

その他にも化粧ノリが悪い、ファンデーションがムラになる、毛穴が目立つといった日常の肌トラブルも見分けのポイントです。

インナードライ肌の詳しい症状や原因については、「50代からのインナードライ肌は治る?症状と原因を解説」を参考になさってください。

50代からのインナードライ肌は治る?症状と原因を解説

インナードライ肌の特徴や脂性肌との違い、原因と対策を詳しく解説。正しいケアで健やかな肌を目指しましょう。

インナードライ肌の化粧水を選ぶコツ

インナードライ肌の改善には、まず化粧水選びが重要なステップとなります。

見た目のテカリに惑わされず、内側の乾燥を補うようなうるおい成分をしっかりと含んだ製品を選びましょう。

また、アルコールや香料など刺激になりやすい成分を避けることも、バリア機能の低下を防ぐうえで欠かせません。

そのため、使用感のさっぱりさよりも、肌にうるおいを留めてくれる保湿力を重視することで、インナードライ肌の根本的な改善に近づくことができます。

保湿成分に注目する

まず、インナードライ改善のための化粧水を選ぶ際は、保湿力の高い成分が配合されているかを確認することが大切です。

インナードライ肌には、角質層までうるおいを届け、逃さない働きを持つセラミドが非常に有効とされています。中でも「ヒト型セラミド」は肌なじみが良く、バリア機能をサポートする働きがあるため、製品の成分表示をよく確認して選ぶと良いでしょう。

ほかにも、ヒアルロン酸やグリセリンといった水分を引き寄せる成分も、肌の内側をしっとりと保つためには欠かせません。

低刺激でアルコールフリーの製品を選ぶ

インナードライ肌の特徴として、乾燥だけでなく刺激にも敏感になりやすい傾向があります。そのため、化粧水には刺激の少ない処方を選ぶことが大切です。

特にアルコール(エタノール)は、肌表面の水分を急速に蒸発させる作用があるため、使用後の爽快感とは裏腹に、肌の乾燥を進めてしまうことがあります。

また、香料や着色料も肌への負担になることがあるため、できるだけ無添加に近い製品を選ぶのが安心です。

まとめ:インナードライ肌は化粧水から改善しよう

インナードライ肌は、見た目の印象とは裏腹に、内側が深刻に乾燥しているというやっかいな肌状態です。

そのため、皮脂を抑えるケアではなく、しっかりと保湿を中心にしたスキンケアが求められます

化粧水選びにおいては、セラミドやヒアルロン酸などの成分を重視し、刺激の少ない処方を選ぶことが効果的でした。

また、正しい洗顔と、化粧水の丁寧な使用方法を日々の習慣として取り入れることも、改善への近道となります。

もし年齢を重ねて「肌質がかわってきた」「シワが目立ち始めた」とお悩みの方は、ぜひそのほかの記事も参考になさってください。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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野上 和香子 (Wakako Nogami)
野上 和香子 (Wakako Nogami)