50代からの毛穴ケア！いちご鼻・開き毛穴などタイプ別対策

毛穴ケアの方法は、お悩みの種類に合わせて最適な対策をとることが大切です。

特に40〜50代以上の女性はホルモンバランスの乱れやターンオーバーの衰えも始まるため、毛穴の悩みは早めにしっかりとケアしなければなりません。

そこで今回は、タイプ別の毛穴ケアについて詳しく解説します。

正しいケア方法を知り、毛穴の悩みを解決しましょう！

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1. タイプ別！毛穴ケアの正しい方法
1.1. 詰まり毛穴・黒ずみ毛穴（いちご鼻）
1.1.1. 詰まり毛穴・黒ずみ毛穴ケア方法
1.2. たるみ毛穴
1.2.1. たるみ毛穴ケア方法
1.3. 開き毛穴
1.3.1. 開き毛穴ケア方法
1.4. 赤み毛穴
1.4.1. 赤み毛穴ケア方法
2. 毛穴ケアは外側と内側の対策を組み合わせることが大切

タイプ別！毛穴ケアの正しい方法

毛穴は、肌を乾燥から守る「皮脂」を分泌する役割を担っています。

しかし、加齢や食習慣などの影響で、過剰に皮脂が分泌されたりインナードライが進むと、さまざまな毛穴トラブルが発生するのです。

例えば代表的な毛穴トラブルには、

詰まり毛穴: 皮脂や汚れが毛穴に詰まり、角栓や黒ずみが発生する状態
黒ずみ毛穴（いちご鼻）: 酸化した皮脂が原因で、毛穴が黒く見える状態
たるみ毛穴: 肌の弾力が低下し、毛穴がしずく型に目立つ状態
開き毛穴: 過剰な皮脂分泌や乾燥が原因で毛穴が開いて目立つ状態
赤み毛穴: 毛穴周辺が炎症を起こし、赤く見える状態

などがあります。それぞれ詳しい原因や、ケア方法をみていきましょう。

以下に、各タイプの毛穴トラブルについて、発生原因とケア方法をより詳しく解説します。

詰まり毛穴・黒ずみ毛穴（いちご鼻）

詰まり毛穴とは、毛穴に角栓が詰まって固まった状態のことです。

角栓は皮脂と古い角質が混ざり合ったもので、放置すると毛穴を塞いでしまいます。

また、この状態が悪化すると角栓が黒ずみ「いちご鼻」と呼ばれる状態になるのです。

詰まり毛穴は具体的に、

40代以降のホルモンバランスの乱れ
メイクの洗顔不足
過剰な皮脂分泌
ターンオーバーの乱れ

などが原因になって発生します。

詰まり毛穴・黒ずみ毛穴ケア方法

詰まり毛穴や黒ずみ毛穴のケアには、まず酵素系やクレイなど毛穴の汚れまで届く成分が配合された洗顔料を選ぶことが大切です。

酵素系洗顔料は肌のターンオーバー正常化に効果的で、クレイは余分な皮脂を吸着してくれる効果があります。

たるみ毛穴

たるみ毛穴は、コラーゲンなどの肌弾力を保つ成分が減少した状態です。

加齢によるコラーゲンやエラスチンの減少
紫外線による酸化ストレスの蓄積
乾燥による肌のキメ・ハリの乱れ
表情筋の衰えや脂肪の減少で肌全体がたるむ

などの原因で頬の毛穴がしずく型に引き伸ばされ、目立ってきます。

たるみ毛穴ケア方法

たるみ毛穴のケアには、まず肌の弾力やハリなどを内側から戻していくことが大切です。

特に40〜50代から目立ってくることが多いため、意識してビタミンなどの有効成分をとることが重要になってきます。

そのため外部からのケアにはレチノールやビタミンC誘導配合の美容アイテムを、内側から細胞レベルのケアをするならビタミンC、ビタミンB群のビオチンやNMNなどがおすすめです。

開き毛穴

開き毛穴は、皮脂の過剰分泌や乾燥などにより毛穴に角栓が蓄積した状態です。

実はつまった角栓が毛穴を広げるため、毛穴目立ちやメイクの毛穴落ちの原因になります。

睡眠不足など生活習慣の乱れ
脂っこい食事なので皮脂分泌が増えている
ホルモンバランスの乱れによる皮脂腺の活発化
エアコンなどによる室内の乾燥

など、さまざまな要因で開き毛穴は発生します。

開き毛穴ケア方法

開き毛穴のケアには、肌の乾燥を防いで過剰な皮脂分泌を抑えることが大切です。

まずは現在詰まっている角栓や皮脂を取り除きます。そして次に、丁寧な保湿ケアを行いましょう。

赤み毛穴

実は毛穴が赤く見える場合、ニキビや毛嚢炎（毛包炎）など炎症が起こっている状態です。

洗顔やピーリングなど強い摩擦で毛穴がダメージを受けた
乾燥などで肌のバリア機能が低下し、感染をおこした
皮脂にアクネ菌が繁殖し、炎症を起こしている

など、毛穴への刺激が原因で起こります。

赤み毛穴ケア方法

赤み毛穴の場合、へたに触って刺激するとさらに炎症が悪化してしまいます。

そのため、まずはセラミド入り化粧水やニキビ専用薬などで患部を保護・保湿し、洗顔などでゴシゴシこすらないように注意しましょう。

また、赤みが引いたあとはニキビ跡などになって残る可能性があります。

その場合はターンオーバーを正常化するビタミンB2やNMN、細胞分裂を助ける亜鉛など含む食材を意識してとるようにしましょう。

毛穴ケアは外側と内側の対策を組み合わせることが大切

40〜50代の毛穴ケアは、トラブルのタイプ別に対策を行うことが大切です。

毛穴ケアは、実は外側からケアする洗顔料や美容液のほかにも、内側から肌年齢を若返らせるケアを行う必要があります。

例えば、外側からカバーしきれない肌のたるみやターンオーバーの乱れなどには、ビタミンB群やNMNなどのサプリメントを活用することも検討しましょう。

健康寿命ポータルでは、毛穴やシワなどのアンチエイジングに関して情報発信を行っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

投稿者プロフィール

野上和香子 (Wakako Nogami)